)に登壇した日伝は、EDIのファイルをやりとりにメールではなく、セキュリティを考えてオンラインストレージを活用しているという。とはいえ、オンラインストレージも製品によっては、設定が難しかったり、コストがかかる。その点、日伝が選んだのは大塚商会の「どこでもキャビネット」だった。「ファイルパスでデータを置けるので構築が簡単。最近、バージョンアップして、ますます便利になってオススメ」と日伝の田中氏は語る。昭和電機は一日約600件に上る納期回答をRPA化している。基幹システムからリストを出力し、顧客ごとの資料をPDFで作成し、メールでまとめて送信している。その他、勤怠管理システムではアルバイトの勤務表と勤務実態の照合、インターバル勤務のアラート出し、経理関係では請求書の確認や催促などもRPA化されている。このように社内の多くの部門でRPA化を行なっている同社としては、「スクリプトを作る担当」と「業務ヒアリングする担当」を分けて、負荷を減らすとともに、現場の要望を取り入れやすくしている。
昭和電機の取り組みを聞いた富士通コワーコの宮嵜氏は、「RPAって、現場から離れれば離れるほど、作ったモノとやりたかったことのミスマッチが起こりえる。ミスマッチをどのように解消するかがカギ。一番楽なのは、現場の人が自分の業務を自動化するために自らスクリプトを作ること。でも、実際はなかなか難しい」と指摘。その上で、ミスマッチを解消するため、業務の作業風景を動画でとってもらい、なにをやっているかを把握しているという。関連記事:難しいやん!から社長一人で始めたRPAがECサイトの受発注事務を軽減シナジーマーケティングは、プロジェクト管理と開発で役割を分担している。開発を担当した斉藤氏は、「業務の棚卸し、ヒアリング、実装、運用といった一連の作業のうち、業務のヒアリングに一番苦労を感じました。そこで、現場と粒度や目線を合わせるため、テンプレート化したヒアリングシートを作り、業務の目的を明確化しつつ、ヒアリングで使う言葉の定義を現場と認識あわせをしました」と語る。また、業務は「料理」、工程は「レシピ」、作業は「野菜を切ったり、煮たり、味付けすること」といった感じに分解して現場にイメージを説明したとい
パネルの終了後に行なわれた第三部ではユーザックシステムが定期的に開催している「RPA交流会」の開催状況の説明、手書き帳票デジタル移行DXクラウドを謳う「Lapyrus(ラピルス)」の紹介、Autoジョブ名人の次期バージョンアップ情報、ユーザーコミュニティ「名人+(Plus)」を活用法などが紹介された。ユーザー自身が積極的にノウハウや体験を持ち寄り、RPAユーザーの不安や課題を解消できたイベントだったと感じられた。
日本 最新ニュース, 日本 見出し
Similar News:他のニュース ソースから収集した、これに似たニュース記事を読むこともできます。
ソース: asciijpeditors - 🏆 98. / 51 続きを読む »
ソース: asciijpeditors - 🏆 98. / 51 続きを読む »
ソース: asciijpeditors - 🏆 98. / 51 続きを読む »
ソース: asciijpeditors - 🏆 98. / 51 続きを読む »
ソース: PRTIMES_LIFE - 🏆 39. / 63 続きを読む »
ソース: shunkannews - 🏆 17. / 63 続きを読む »