贈賞式では、源氏が受賞の喜びを語ったほか、大森寿美男選考委員より選考経過の説明、井上由美子選考委員より賞状の授与が行われ、東京ニュース通信社の奥山卓社長からは、本賞の特製万年筆と副賞の賞金が贈呈された。また、受賞作『グレースの履歴』で主役を務めた滝藤賢一が祝福のスピーチを贈ったほか、ドラマに出演した柄本佑ら豪華ドラマキャスト陣が集結し、受賞を称えた。向田邦子賞をいただけると聞いた時は「やっと見つけていただけました」という感じでした。いつも一生懸命脚本を書いているつもりだったんですけども、どうしても脚本・監督という面で見られると、「最終的には監督のイメージの方が強いのかな、もう(賞を)いただけないのかな」と思っていました。
脚本を評価していただきまして、うれしいのは、僕が憧れていたTVドラマの脚本家の目標でもあった向田先生の名前がついた賞をいただけたということ、もう一つは現役で第一線で活躍されている一流の脚本家の方々に選んでいただいたということ、そして、オリジナルの脚本に与えられる賞だということ、3つの意味でこの賞をいただけたということは、僕の作り手としての人生の中で重要な意味があるものだと思っております。 脚本家は物語を作るのが主。監督はそれを基に世界を作っていく。役者とスタッフと一緒に作っていく共同作業ではあるんですけど。書いてる間は非常に孤独で苦しくて、「これ本当に最後まで書ききれるんだろうか」と何度も思うようなこともあります。なので、やり切った時の達成感がすごく大きくて、『グレースの履歴』もそういう作品の一つです。その作品でいただけたというのが、すごくうれしいです。今日はたくさんお集まりいただいて、ちょっと照れくさいんですけど、皆さんのおかげだと思っております。どうもありがとうございました。『グレースの履歴』という素晴らしい脚本の中で、ここにいらっしゃる皆さん、今日来られなかった源組の仲間、スタッフ、キャストの皆さんと旅できたこと、S800(ドラマに登場する車)で日本の美しい景色の中を旅できたことは私の宝物です。とても幸せな時間でした。思い残すことはないと言いたいのですが、もしできるのであれば、撮影は関係なくてもいいので、エスハチ(S800)をモナコに持って行って、源さんを横に乗せて走りたい。そんな夢を持って、この「グレースの履歴」が向田邦子賞をいただいたことを誇りに、これからも頑
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