大学野球の東海地区秋季岐阜リーグ所属の岐阜協立大(岐阜県大垣市)硬式野球部が11日、リーグ最終戦で勝利し、2017年春季以来のリーグ4度目の優勝を飾った。5月には4年生部員が練習中に倒れて死亡し、一時は監督不在で活動できない日々が続いた。秋季リーグは選手が自ら考え、自主性を高めて自ら采配し、勝ち抜いた。22日からは神宮大会を懸けて東海大会に出場する。部員は「亡くなった仲間のためにも神宮に行く」と誓う。
「まさか亡くなるとは思わなかった」。4年の西村竜馬主将は視線を落とした。事故は春季リーグの終盤に起きた。チームメートは部員が倒れた翌日、復帰を願いながら試合に臨んでいたが悲報が届いた。最終戦、スタメン全員が1打席目に亡くなった部員のバットを振った。自主練習を再開したのは、6月中旬。これまで監督らに頼りがちだった行動を見直し、自主性を大事にした。これまで監督からの話を一方的に聞くことが多かったが、試合後は必ずミーティングを開き、全員で意見を言い合ってミスが起きた原因を突き詰めた。 8月に田原靖彪新監督が就任してからも方針は変わらず、選手が試合を采配した。オープン戦も例年の半分以下しか戦えず、秋季リーグに臨むには十分とは言えなかったが、選手が自主練習を怠らなかったことで、秋季リーグは開幕8連勝で首位を維持。終盤に2連敗し足踏みしたが、その後は2連勝し優勝を手にした。田原監督は「選手、スタッフはしんどい時期もあったが、4年生が中心にチームをつくっている。努力の成果が表れた」と成長をたたえる。
日本 最新ニュース, 日本 見出し
Similar News:他のニュース ソースから収集した、これに似たニュース記事を読むこともできます。
ソース: gifushimbun - 🏆 92. / 51 続きを読む »
ソース: gifushimbun - 🏆 92. / 51 続きを読む »
ソース: gifushimbun - 🏆 92. / 51 続きを読む »
ソース: gifushimbun - 🏆 92. / 51 続きを読む »
ソース: gifushimbun - 🏆 92. / 51 続きを読む »
ソース: gifushimbun - 🏆 92. / 51 続きを読む »