習近平の気候変動サミット参加がバイデンへの「屈服」である理由

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習近平の気候変動サミット参加がバイデンへの「屈服」である理由 中国の習近平主席が会議開催前日、というギリギリのタイミングで米主催の気候変動サミット参加を表明した。かなり異例な「駆け込み参加発表」の背後には、直前の日米首脳会談と台湾問題がある

<中国の習近平主席が会議開催前日、というギリギリのタイミングで米主催の気候変動サミット参加を表明した。かなり異例な「駆け込み参加発表」の背後には、直前の日米首脳会談と台湾問題がある>

中国外務省は4月21日、アメリカが主催する気候変動サミットに習近平主席が参加すると発表した。サミットは22日から始まるが、一国の国家元首の会議参加が開催前日の「駆け込み参加発表」になるのは極めて異例で、唐突の感は免れない。 ジョー・バイデン大統領が習近平を含む各国首脳にサミットへの参加を招待した、と米政府が発表したのは3月26日。そこから4月21日までの約1カ月間、中国側はずっと回答を保留したままだった。それが、開催前日に参加発表となるとは、それは一体どういうことなのか。中国政府あるいは習主席本人が、ギリギリのところで参加を表明した背後には一体何かあるのか。 実はこの参加表明のわずか5日前、習主席が同じ気候変動問題をテーマにした別の国際会議に出席した。4月16日、彼はドイツのメルケル首相とフランスのマクロン大統領を相手に、気候変動問題を巡ってオンライン方式の首脳会談を行った。会談を中国側が仕掛けたかどうか不明だが、バイデン大統領からアメリカ主催の気候変動サミット参加の招待を受けていながら、それとは別の「気候変動サミット」を先に行ったのは、誰が見てもアメリカとバイデン大統領に対抗する行動であろう。その時の習主席は、アメリカ主導の気候変動サミットを無視して自国中心の枠込みをつくる意気込みであるのかのように見えた。

しかしその一方で、中・独・仏三国首脳会談の当日、中国政府はジョン・ケリー気候変動担当米大統領特使と上海で気候変動問題に関する協議を行った。同じ日に同じテーマについて、独仏とアメリカの両方を引き付けて別々に協議するとはいかにもわざとらしいが、これは中国の伝統的交渉術の1つである。実はビジネスの場でも同じことがよく行われている。例えば中国企業A社はB社との商談をまとめようとした場合、時にわざとこのB社に見えるように、C社とも同じ商談を行う。その場合C社との商談はただのサクラで、本命のB社に対して自社の立場を強くするためのからくりにすぎない。「こちらの要求を呑んでくれないと、C社の方へいくぞ」と脅しをかけるのである。

 

コメントありがとうございます。コメントは審査後に公開されます。

石平さんの いつもの 中国崩壊 ですか 3年後にGDP4倍になりそうなんですけどね( ´Д`)y━・~~

誰が主導するかよりも 気候変動サミットに参加する意味が積極的だと思うが。これをバイデンへの「屈服」と見るのはいかにも浅ましいものだ、

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