北アルプスに生息するライチョウが今世紀末に絶滅する恐れがある-。先月、長野県環境保全研究所などの研究チームが発表した。地球温暖化の影響で餌の高山植物や巣となるハイマツが育たず、適した生育環境が激減するためだ。立山黒部アルペンルート最高点の「室堂ターミナル」(富山県立山町、標高2450メートル)周辺は最大の生息地で300羽ほどが確認されている。
立山周辺で40年以上、生態調査を続ける富山雷鳥研究会によると個体数は増減を繰り返しているという。御嶽山の噴火(昭和54年、平成26年)後も周辺で生存が確認されている。同会の松田勉事務局長(67)は「ライチョウは人間が考えるより強い生物です」と話す。 夏、雌ライチョウは子育ての真っ最中だ。平均6つの卵を産むが、1羽が成鳥になれるかどうか。イタチなどの天敵や寒さで多くのひなが命を落とす。カメラがとらえた母鳥の表情は、少し緊張しているようにも見えた。(写真報道局 桐山弘太)
平均6個の卵から成鳥に育つのは1羽だそうです。寒さや天敵の影響もあるとの事ですが、何より無事に育って欲しいです。研究チームの方々に感謝。
環境の変化により絶滅危惧種になる生き物が多いのは人類の危機につながる重要な知らせであると思います。産業の発展には環境に配慮したシステムの導入を積極的に取り入れて環境破壊のない社会の実現を目指して努力をされることを望みます。
生息地を荒らすような取材してないですよね?
いい写真だ…けど、産経って写真売る商売とかやってたんだなw
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