78キロ超級で東京五輪金メダルの素根輝(パーク24)は「必ず勝つ」と掲げた。昨年12月のマスターズ大会で2019年2月以来の敗戦を喫し「試合というのは『必ず勝つ』という気持ちがないと、勝てないというのをすごく感じた。負けたくないな、改めて思えた」と再確認。世界選手権に向けて「優勝しかないと思っている。必ず勝つという気持ちを前面に出して試合をしたい」と誓った。
57キロ級で昨年の世界選手権2位の舟久保遥香(三井住友海上)は「柔」と記した。その意図を「性格的にも堅いし、柔道も固い。もうちょっと脱力してできれば、もっといい動きが出てくると思う。柔らかく生きていこうと思います」と明かし、場を和ませた。 48キロ級で21年世界選手権銀メダルの古賀若菜(山梨学院大)はシンプルに「勝」と定めた。5月の世界選手権は世界女王の角田夏実(了徳寺大職)と1階級2人派遣。24年パリ五輪代表争いでの逆転に向け、負けられない大会へ「今はまだ2番手なので、1番手に勝たないと五輪に出られない。しっかり優勝して、パリにつなげたい」と表情を引き締めた。
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