ハーカー総裁はフィラデルフィア・ビジネス・ジャーナル主催のオンラインイベントで「データに何も変化がなければ、3月に25ベーシスポイント(bp)の利上げが実施されると予想している」とし、今年は25bpの利上げが3回実施されると見込んでいるが、インフレが制御できなければ4回目の利上げも排除しないと述べた。
8兆ドル規模に膨れ上がったFRBのバランスシートについては、2022年終盤か23年序盤に縮小に着手すると予想。最終的な構成内容については討議が続けられているとしながらも、次回に危機に見舞われた際に柔軟に対応できるよう、保有国債の償還期限が短くなる方向に傾く可能性があるとの見方を示した。 これに先立ち、ハーカー総裁は英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)のインタビューで、今年は3月を皮切りに3回の利上げ実施を支持するとし、インフレ状況が悪化すれば、これを超える回数の利上げを否定しないとの立場を示していた。 パウエルFRB議長は11日に行った上院銀行委員会の公聴会での証言で、米経済はFRBによる大規模な刺激策をもはや必要としておらず、FRBが年内に計画する金融引き締めに対する準備が整っているとの見解を表明。他のFRB当局者の間でも、約40年ぶり高水準に上昇しているインフレ率に対応し、3月にも利上げを開始するとの見方が勢いを得ている。
日本 最新ニュース, 日本 見出し
Similar News:他のニュース ソースから収集した、これに似たニュース記事を読むこともできます。
ソース: nhk_news - 🏆 22. / 63 続きを読む »
米FRB、SLRの見直し検討 米債投資妨げとの批判受け米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は11日、上院銀行委員会で開かれた議長再任指名に関する公聴会での証言で、大手銀行を対象にした自己資本規制である「補完的レバレッジ比率(SLR)」の見直しを検討していると述べた。
ソース: ReutersJapan - 🏆 90. / 51 続きを読む »
ソース: nhk_news - 🏆 22. / 63 続きを読む »
米FRB、インフレ制御が「最重要責務」=ブレイナード理事米連邦準備理事会(FRB)のブレイナード理事は13日、上院銀行委員会で開かれた副議長昇格に関する公聴会で証言を行い、現在の景気拡大の継続に向け、約40年ぶりの高水準にあるインフレ率を制御することがFRBの「最重要の責務」との考えを示した。
ソース: ReutersJapan - 🏆 90. / 51 続きを読む »