米EU大使、17日に下院証言へ ウクライナ疑惑巡り

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ゴードン・ソンドランド欧州連合(EU)大使が17日に、トランプ大統領の弾劾調査を主導する下院委員会の召喚状に応じ、証言する見通しになった。同氏の弁護士が11日明...

ゴードン・ソンドランド欧州連合(EU)大使が、17日にトランプ大統領の弾劾調査を主導する下院委員会の召喚状に応じ、証言する見通しになった。写真はソンドランド氏。6月4日、ベルギーのブリュッセルで撮影(2019年 ロイター/Francois Lenoir)

[ワシントン 11日 ロイター] - ゴードン・ソンドランド欧州連合(EU)大使が17日に、トランプ大統領の弾劾調査を主導する下院委員会の召喚状に応じ、証言する見通しになった。同氏の弁護士が11日明らかにした。同氏の弁護士は声明で「国務省は現在、証言に反対する方針だが、ソンドランド大使は下院委の召喚状を尊重し、17日に証言する」と述べた。下院委が要請している文書については、ソンドランド氏には提出する権限がないものの、証言前に提出されることを望んでいるとした。 トランプ統領が来年の米大統領選で野党民主党の最有力候補と目されるジョー・バイデン副大統領と息子の調査をするようウクライナに圧力を掛けたとされる疑惑を巡り、下院民主党は大統領弾劾調査を開始。ソンドランド氏の証言も調査の一環として行われる。

また今年5月に突然解任されたマーシャ・ヨバノビッチ元駐ウクライナ大使が同日、下院で証言し、トランプ大統領の顧問弁護士、ジュリアーニ氏からの攻撃を受けた後、「根拠のない虚偽の主張」により解任されたとの見方を示した。米紙ワシントン・ポストがオンライン上に投稿したヨバノビッチ氏の冒頭陳述のコピーによると、同氏は国務省の高官から自身に対する「組織的な活動」について告げられ、自身に何も落ち度がないことを当局が理解していたにもかかわらず、昨年半ば以降、トランプ大統領による解任圧力があったと述べた。 ジュリアーニ氏はウクライナに対するバイデン氏の調査協力要請をヨバノビッチ氏が阻止したとトランプ大統領と国務省に伝えていた。ジュリアーニ氏はこの日、トランプ大統領の「弁護士としての役割の中で行っていた」と述べた。

 

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