10月の米個人消費支出(PCE)は前月より0.8%増えた。市場予想と一致した。9月は0.6%増のまま改定されなかった。昨年11月、ニューヨークで撮影(2022年 ロイター/Jeenah Moon/File Photo)一方、FRBが物価の指標として注目するPCE価格指数の前年比同月比は6.0%上昇と、伸び率は9月の6.3%から鈍化し、インフレ圧力緩和の兆候を示唆した。変動の大きい食品とエネルギーを除いたコアPCE価格指数は10月に前月比0.2%上がり、上昇率は9月の0.5%から縮小。10月の前年同月比伸び率は5.0%と、9月の5.2%から鈍化した。
FWDBONDSのチーフエコノミスト、クリストファー・ルプキー氏は「消費者は健在」とし、「11、12月に消費を控える動きとなっても、実質的な消費支出は通常の水準を大幅に上回っており、リセッション(景気後退)に陥っているようには見えない」と述べた。 10月の個人消費支出は労働市場の回復を背景とした賃金上昇や、カリフォルニア州での特別税還付(世帯により最高で1050ドル)、フードスタンプ(低所得者向け食料購入補助制度)受給者への生活費調整が押し上げた。貯蓄率は2.3%と、9月の2.4%から低下。2005年7月以来の低水準となり、消費者が支出のために貯蓄を切り崩している状況を浮き彫りにした。 ウェルズ・ファーゴ・セキュリティーズのシニアエコノミスト、ティム・クインラン氏は「消費者が収入を上回る支出ペースを維持するために将来に向けた貯蓄を毎月切り崩せば、将来の嵐を乗り切る能力は損なわれる」と懸念を示した。他のインフレ指標は鈍化の兆しを見せている。10月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比伸び率が8カ月ぶりに8%を下回った。
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