[15日 ロイター] -
労働省発表の4月のCPI上昇率は前年同月比で3.4%と、3月の3.5%から鈍化。前月比の伸びも0.3%と、2月および3月の0.4%から鈍化した。ロイターによるエコノミスト調査では前月比0.4%上昇、前年比3.4%上昇と予想されていた。 TDセキュリティーズ(ニューヨーク)の米金利戦略責任者、ゲンナディ・ゴールドバーグ氏は「インフレ率が常に予想を上振れることはないと市場に安心感が広がった」と指摘。「今回のCPI統計を受け、早くて9月に利下げが実施される可能性がある」と述べた。金利先物市場では現在、FRBによる年内の利下げ幅は52ベーシスポイント(bp)になるとの見方が織り込まれている。前日は45bpだった。
FRBの金融政策を巡っては、ミネアポリス地区連銀のカシュカリ総裁がこの日、現在の金融政策がどの程度引き締め的かは分からないとした上で、金利を当面は現行水準に維持しなくてはならない可能性があるとの考えを示した。
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