陸上自衛隊と米陸軍による日米共同訓練「オリエント・シールド」が14日、鹿児島県奄美大島などで始まる。米陸軍高機動ロケット砲システム「ハイマース」が12日、奄美市に到着した。奄美大島での同ロケット砲の展開は昨年に続き3回目。他国の艦船などによる侵攻を想定した対艦戦闘訓練などを行う。23日まで。訓練は北海道などを含め、米陸軍約1200人、陸自約2300人が参加。米本国からミサイル迎撃や電子戦など多領域任務を担う「マルチドメイン・タスクフォース」が加わる。
奄美では、米陸軍約30人、陸自約150人が参加。対艦訓練の一環でハイマースと陸自の多連装ロケットシステム「MLRS」が駐屯地に展開し、非実射で連携を確認する。瀬戸内分屯地(瀬戸内町)では、日米で燃料などの輸送も行う。島での同訓練は4回目。駐屯地開設以降、南西防衛の強化を念頭に、ほぼ毎年実施している。
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米、ウクライナに3.25億ドルの軍事支援 「ハイマース」用弾薬など[ワシントン 19日 ロイター] - バイデン米大統領は19日、ウクライナに対する3億2500万ドルの新たな軍事支援を発表した。高機動ロケット砲システム「ハイマース」用の追加弾薬のほか、先進ミサイルや対戦車地雷などが含まれる。
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