フィラデルフィア連邦準備銀行が18日発表した6月の製造業景況感指数は大幅に改善した。足元の業況を示す指数はプラス27.5と前月より70.6ポイント上昇。上昇幅は遡れる1968年以降で最大だ。5月に経済再開が各州で始まり、生産活動や供給網が回復している。半年後の見通しを聞いた指数もプラス66.3と28年ぶりの高い水準を記録した。
消費者心理も持ち直している。ミシガン大の6月の消費者信頼感指数は78.9と5月より6.6ポイント改善した。100を超えていた2月に比べると依然として低いものの「雇用の増加を背景に持ち直している」(ミシガン大)。失業手当など強力な経済対策が支えているほか、経済再開でサービス消費も回復の兆しが出ている。
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