[ワシントン 13日 ロイター] - トランプ米大統領のウクライナ疑惑を巡る弾劾調査で、下院委員会は13日、初の公開証言を開催した。これまで非公開で行われてきた証言が公の場に移ることで、米国民はテレビ中継を通じ証言を直接視聴することになり、米大統領選を来年に控える中で弾劾調査は重大な局面を迎える。
弾劾調査を主導する下院情報特別委員会のシフ委員長(民主党)は公開証言の開始に当たり「トランプ大統領が同盟国の脆弱性を利用し、ウクライナを米国の選挙に関与させようとしたかどうかが、弾劾調査が呈する疑問だ」とし、「こうした疑問に対するわれわれの答えは、トランプ大統領だけでなく、すべての米大統領の将来を左右する」と言明。その上で、ウクライナ疑惑が「弾劾に値しない行動であるなら、一体何なのか」と疑念を投じた。 テイラー駐ウクライナ代理大使とケント国務次官補代理の証言は非公開証言の内容をほぼ踏襲する内容となったものの、テイラー氏のスタッフが聞いていたとされるトランプ大統領とソンドランド駐欧州連合(EU)大使による電話会議の内容が新たに明らかになった。
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