米地銀NYCB株が乱高下、14%安のち反発 経営不安続く

  • 📰 nikkei_intl
  • ⏱ Reading Time:
  • 30 sec. here
  • 2 min. at publisher
  • 📊 Quality Score:
  • News: 15%
  • Publisher: 63%

日本 見出し ニュース

日本 最新ニュース,日本 見出し

【ニューヨーク=斉藤雄太】7日の米株式市場で経営不安の米地銀ニューヨーク・コミュニティ・バンコープ(NYCB)株が乱高下した。一時は前日比14%安まで下げ、その後プラスに転じた。会社側は財務の健全性をアピールするが、信用格付けや株価見通しの引き下げが相次ぐなかで市場の不安心理を払拭できずにいる。NYCB株は1月30日から2月6日までに6割下落し、約27年ぶりの安値を付けていた。7日も朝方は売り

に押されたが、午後に反転して前日比7%高の4.48ドルで取引を終えた。経営再建をめぐる市場の思惑が交錯し、荒い値動きになっている。

NYCBは6日夜、最新の財務状況を公表した。5日時点の預金総額は約830億ドル(12兆円)と2023年12月末(814億ドル)より増えた。預金の72%は預金保険の保護対象という。現金や米連邦準備理事会(FRB)からの借入枠などを含む手元流動性は373億ドルを確保し、保険対象外の預金(229億ドル)を大きく上回るとも説明。財務の健全性や資金繰りへの備えがあることを訴えた。・インベスターズ・サービスがNYCBの格付けを「投機的等級」となるBa2(ダブルBに相当)に引き下げた。NYCBのトーマス・カンジェミ最高経営責任者(CEO)は声明で「ムーディーズの格下げが我々の契約上の取り決めに重大な影響を及ぼすことはない」と強調した。

NYCBは7日にアレッサンドロ・ディネロ氏が執行役会長に就任したと発表した。同氏はもともと執行権限のない会長職にあったが、カンジェミCEOとともに経営再建に取り組むという。大手銀行での経験を持つリスク管理や会計監査の最高責任者を新たに雇う準備も進めている。 市場はNYCBの先行きに不安を募らせている。ムーディーズの格下げは2日の大手格付け会社フィッチ・レーティングスの格下げに続く動きだ。株式アナリストの投資判断の引き下げも相次ぐ。7日にはバンク・オブ・アメリカが「買い」から「中立」に変更した。【関連記事】

 

コメントありがとうございます。コメントは審査後に公開されます。
このニュースをすぐに読めるように要約しました。ニュースに興味がある場合は、ここで全文を読むことができます。 続きを読む:

 /  🏆 30. in JP

日本 最新ニュース, 日本 見出し

Similar News:他のニュース ソースから収集した、これに似たニュース記事を読むこともできます。

�o�����^�C���f�[�ɂ��Ȃ݃`���R���[�g���C��T�[�r�X�V�����V���s�H�t��ɂ�����A�艷��u�V���s���{�ˉ��򌒍N�Z���^�[�Ԃ̓��فv�ł́A���Ƃ���14���̃o�����^�C���f�[�ɂ��Ȃ��10��(�y)����12��(���E�j)�܂ł�14��(��)��4���ԁA�S�g�Ń`���R���[�g���y���߂�u�`���R���[�g���C�v��p�ӂ���B
ソース: kenohcom - 🏆 46. / 63 続きを読む »

米ゴールドマン、ファンド運用で2.2兆円調達【ニューヨーク=斉藤雄太】米金融大手のゴールドマン・サックスは20日、新ファンドの立ち上げで計152億ドル(約2.2兆円)の資金を集めたと発表した。プライベートエクイティ(未公開株)ファンドの持ち分の一部を買い取るなどして運用する。世界の機関投資家や富裕層などから資金を集め、14
ソース: nikkei_intl - 🏆 30. / 63 続きを読む »

シグネチャーバンクの預金・資産、NY州の銀行一部引き受け(写真=ロイター) - 日本経済新聞【ニューヨーク=竹内弘文】米連邦預金保険公社(FDIC)は19日、経営破綻したシグネチャー・バンクの預金と資産の一部について、ニューヨーク州地盤の銀行持ち株会社ニューヨーク・コミュニティ・バンコープ(NYCB)が引き受けると発表した。資産取得の対価として最大3億ドル(約400億円)相当のNYCB株がFDICに支払われる。シグネチャーは2022年末時点で約1103億ドルの総資産を持ち、全米29位
ソース: nikkei - 🏆 135. / 51 続きを読む »

NYダウ1201ドル高、インフレ鈍化期待 円一時140円台【ニューヨーク=斉藤雄太】10日の米株式市場で主要株価指数が軒並み急反発した。ダウ工業株30種平均は前日比1201ドル(3.7%)高と2020年4月以来約2年半ぶりの上げ幅を記録し、ハイテク株中心のナスダック総合株価指数の上昇率は7.4%に達した。同日発表の10月の米消費者物価指数(CPI)の伸び率が事前予想を下回り、米利上げの減速期待が急速な金利低下と株高につながった。円相場は一時1ドル=14
ソース: nikkei - 🏆 135. / 51 続きを読む »

NYダウ1201ドル高、2年半ぶり上げ幅 インフレ鈍化期待(写真=ロイター)【ニューヨーク=斉藤雄太】10日の米株式市場で主要株価指数が軒並み急反発した。ダウ工業株30種平均は前日比1201ドル(3.7%)高と2020年4月以来約2年半ぶりの上げ幅を記録し、ハイテク株中心のナスダック総合株価指数の上昇率は7%強に達した。同日発表の10月の米消費者物価指数(CPI)の伸び率が事前予想を下回り、米利上げペースが鈍化するとの期待が急速な金利低下と株価の上昇につながった。ダウ おはぎゃー
ソース: nikkei - 🏆 135. / 51 続きを読む »

NYダウ、上げ幅一時1000ドル超 インフレ緩和期待で(写真=ロイター)【ニューヨーク=斉藤雄太】10日の米株式市場でダウ工業株30種平均は急反発して始まり、前日比の上げ幅は一時1000ドルを超えた。同日発表の10月の米消費者物価指数(CPI)の伸び率が事前予想を下回ったのがきっかけ。高インフレが和らぐ方向にむかい、米利上げペースが鈍化するとの期待が株買いを促した。アップルとマイクロソフトの上昇率がともに6%を超えるなど、大型ハイテク株の上昇が目立った。ナイキやク
ソース: nikkei_market - 🏆 28. / 63 続きを読む »