米国株、ダウ続伸 米長期金利低下が支え ナスダックも続伸

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【NQNニューヨーク=稲場三奈】2日の米株式市場でダウ工業株30種平均は4日続伸し、前日比564ドル47セント高の3万3839ドル05セント(速報値)で終えた。朝発表の米経済指標が賃金インフレの鈍化を示し、米金融引き締めが長引くとの警戒感が薄れた。米長期金利が低下し、株式の相対的な割高感が薄れたとみた買いを誘った。2日発表の2023年7~9月期の米労働生産性指数(速報値)で企業の賃金負担を示す

【NQNニューヨーク=稲場三奈】2日の米株式市場でダウ工業株30種平均は4日続伸し、前日比564ドル47セント高の3万3839ドル05セント(速報値)で終えた。朝発表の米経済指標が賃金インフレの鈍化を示し、米金融引き締めが長引くとの警戒感が薄れた。米長期金利が低下し、株式の相対的な割高感が薄れたとみた買いを誘った。

2日発表の2023年7~9月期の米労働生産性指数(速報値)で企業の賃金負担を示す単位労働コストは前期比年率で0.8%低下し、3四半期ぶりの低下となった。ダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想(0.7%上昇)に反してマイナスとなり、賃金の上昇圧力が和らいだと受け止められた。同日発表の週間の新規失業保険申請件数は21万7000件と市場予想(21万4000件)以上だったうえ、前回分も上方修正した。労働需給の逼迫が和らいでいるとの見方が株式相場の支えとなった。 米連邦準備理事会(FRB)は1日まで開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利を据え置いた。会合後の記者会見でパウエル議長は今後の政策決定について、不確実性やリスクを踏まえ「注意深く進める」と述べた。次回12月会合でも利上げを見送るとの見方が強まりつつあり、株式の買い安心感につながっている。

市場では「今の利上げサイクルが終了したという保証はないものの、今のところは選択肢から外れていることを好感した買いが入っている」(インガルズ・アンド・スナイダーのティモシー・グリスキー氏)との声が聞かれた。 米債券市場で長期金利が低下し、4.6%台半ばで推移している。前日に米財務省が23年11月~24年1月の国債発行計画で発行の増加規模が市場予想を下回ったことも、賃金インフレの鈍化を示す指標と合わせて金利の低下につながった。

 

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