IAEAは15日の声明で、イランがカメラ設置に同意したことは核開発を継続的に検証・監視する上で「重要な進展」だと位置づけた。ただ、イランの反米保守強硬派のライシ政権が核合意から逸脱する核開発を続けていることに変わりはない。イラン外務省報道官は15日、弾道ミサイル開発や防衛能力強化に関する「あらゆる干渉を受け入れない」とも述べており、強硬な態度を維持している。
2015年の核合意は、イランが核開発を制限する見返りに欧米が制裁を解除する内容。欧州の当事国は、核合意は崩壊間際だとして危機感を強めている。ロイターは今月上旬、イランの核開発が対話で制御できない事態となった場合を想定し、米国とイスラエルが軍事演習を検討するとの見通しを報じていた。
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