米半導体株が軒並み安、マイクロンやエヌビディアの減速警戒

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9日の米株式市場で半導体株が軒並み大幅下落した。マイクロン・テクノロジーが需要減速について警鐘を鳴らした。

(AMD)など半導体メーカーによる期待外れの決算発表や業績見通しが相次いだことから、半導体株はナスダック100指数の大きな重しとなっている。同指数は6月の安値から20%近く回復した後、メモリーやハードディスクドライブ(HDD)を手掛けるウエスタンデジタル(WD)が5日に低調な売り上げ見通しを発表したことをきっかけに急落。その後、同指数は3営業日連続で下落した。 オアンダのシニア市場アナリスト、エドワード・モヤ氏は「エヌビディアとマイクロンがいずれも見通しの下方修正を余儀なくされたため、どの企業にとっても厳しい市場環境のように見受けられる」と指摘した。

マイクロンが受注減への対応で新工場や機器への支出を削減する計画を発表したのを受け、9日の市場では半導体製造装置メーカーの下げが目立ち、ラムリサーチは7.9%下落。アプライド・マテリアルズも7.6%値下がりした。

 

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