NAHBのフォーク会長は声明で「NAHBの分析では、住宅建設資材の総コストが21年12月以降、約19%上昇した」とし、「政策立案者はサプライチェーン(供給網)を立て直すための措置を講じる必要がある。カナダとの新たな針葉樹材協定の締結と関税の削減は、その出発点として最適だ」と訴えた。
NAHBによると、原材料費の高騰と不足によって典型的な一戸建て住宅の工期が数週間延びている。米経済はインフレ高進に直面しており、供給網の混乱を招いている新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)が主因となっている。トランプ前政権は当初、新たな割り当て協定に関する協議が決裂した後、18年にカナダ産針葉樹材に20%の関税を課していたが、20年12月に9%に引き下げていた。バイデン政権は商務省が昨年11月に見直すまで、この関税の適用を続けていた。 NAHBの調査は今年1月の最初の2週間に実施しており、最近の住宅ローン金利の急騰を完全には反映していない。米連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)のデータによると、1月13日までの1週間の30年固定住宅ローン金利は平均3.45%となり、前週の3.22%から上昇した。この調査では、現在の販売指数は90と、横ばいだった。向こう6カ月間の販売予測指数は2ポイント低下の83だった。潜在的な住宅購入者の見方を示す指数も2ポイント低下の69となった。
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