米ディズニーランドにアベンジャーズ登場 物語で進化

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【シリコンバレー=佐藤浩実】米ウォルト・ディズニーは4日、カリフォルニア州のテーマパークにマーベル作品の「アベンジャーズ」を題材とする新エリアを開業した。ブラックパンサーやアイアンマンなどのヒーローと交流し、作品の世界に入り込むような体験ができる。レジャーの復活に合わせ、物語とともに現実のテーマパークを進化させる試みが始まる。ディズニーランド・リゾートに「アベンジャーズ・キャンパス」と呼ぶ約2

【シリコンバレー=佐藤浩実】米ウォルト・ディズニーは4日、カリフォルニア州のテーマパークにマーベル作品の「アベンジャーズ」を題材とする新エリアを開業した。ブラックパンサーやアイアンマンなどのヒーローと交流し、作品の世界に入り込むような体験ができる。レジャーの復活に合わせ、物語とともに現実のテーマパークを進化させる試みが始まる。

ディズニーランド・リゾートに「アベンジャーズ・キャンパス」と呼ぶ約2万4300平方メートルのエリアを新設した。ゲストは次世代のヒーロー候補として、アベンジャーズの面々の技を見たり、一緒に訓練したりできる。クモ型のロボットを捕まえるスパイダーマンのアトラクションや、作品に登場する「ピム粒子」になぞらえて食材のサイズを変えたメニューを出すレストランなどが目玉だ。ディズニーがマーベル作品に特化したエリアを設けるのは初めて。新型コロナウイルスによる閉園の影響で当初予定から11カ月遅れたものの、新エリアの開業はテーマパーク事業が最悪期を抜けつつあることを示す。米ファクトセットのアナリスト予想によれば、7〜9月期の同事業の営業赤字は1億2100万ドルと、前年同期の10分の1に縮小する見込みだ。テーマパーク復活の効果は単独事業の収益にとどまらない。ディズニーのボブ・チャペック最高経営責任者(CEO)は「冒険を画面で見るだけでなく、好きなキャラクターと一緒にアクションを体験できる」と話す。逆もしかりで、キャラクターとのリアルな接点を作ることで作品のファンが増え、映画視聴やグッズの販売拡大につなげやすく

企業戦略に詳しい米ユタ大学のトッド・ゼンガー教授は「コンテンツ資産に基づく事業間の相乗効果の追求こそがディズニーの戦略レシピだ」と言う。なかでも「ファンタジーの世界を現実に再現するテーマパークの役割は大きい」。古くはミッキーマウスに始まり、ピクサー映画や「スター・ウォーズ」もアトラクションに仕上げた。アベンジャーズは最新の例といえる。ただ、テーマパークと物語の関係はより複雑になっている。マーベル・スタジオの社長で全ての作品に携わるケヴィン・ファイギ氏は2日夜のイベントで「アベンジャーズ・キャンパスは決して完成しない」と強調した。往年のアニメーション映画などと異なり、同社が「MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)」と呼ぶ作品の世界は今も拡大し続けているためだ。例えばインターネット動画配信サービスの「ディズニー+(プラス)」では9日から、アベンジャーズの一員であるソーの義弟を描くドラマ「ロキ」の配信を始める。7月には映画「ブラック・ウィドウ」を公開する。ファイギ氏は「次にアベンジャーズ・キャンパスを訪れる時には、ディズニー+で見た何かが現れるかもしれない」と話す。物語の進展に合わせ

 

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