米の緩和長期化観測が追い風(先読み株式相場)

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10日の東京株式市場で日経平均株価は続伸か。4月の米雇用統計を受け、金融緩和の長期化観測が浮上。前週末7日の米株式相場が上昇した流れを引き継ぐだろう。ただ、国内では新型コロナウイルス感染拡大が続くなど景気先行きへの警戒がくすぶっており、上値は限られそうだ。日経平均の上値は前週末終値(2万9357円)から200円高程度にとどまりそうだとの見方があった。7日の米株式市場でダウ工業株30種平均は5日

10日の東京株式市場で日経平均株価は続伸か。4月の米雇用統計を受け、金融緩和の長期化観測が浮上。前週末7日の米株式相場が上昇した流れを引き継ぐだろう。ただ、国内では新型コロナウイルス感染拡大が続くなど景気先行きへの警戒がくすぶっており、上値は限られそうだ。日経平均の上値は前週末終値(2万9357円)から200円高程度にとどまりそうだとの見方があった。

7日の米株式市場でダウ工業株30種平均は5日続伸した。229ドル(0.7%)高で終え、3日連続で過去最高値を更新した。4月の米雇用統計(速報値、季節調整済み)で非農業部門雇用者数が前月比26万6000人増と、市場予想(100万人増)を大幅に下回った。米連邦準備理事会(FRB)の量的緩和縮小が遠のくとの見方が広がり、相場の支えとなった。 7日の米長期金利は一時2か月ぶりの低水準を記録。高PER(株価収益率)株の相対的な割高感が和らぎ、ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は0.9%高だった。主要な半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX)も1.5%高。米市場の流れを受け、ハイテクや半導体関連には買いが先行しそうだ。

ただ、このところの日本株は米株高の追い風があっても、伸び悩む場面が目立つ。コロナ感染拡大に伴う緊急事態宣言が31日まで延長され、対象地域も広がった。欧米に比べたワクチン接種の遅れなどもあり、日本株の上値を見込みにくい状況だ。日経平均の25日移動平均、13週移動平均が2万9400円台に位置しており、目先の利益を確定させる目安になるだろう。に注目が集まりそうだ。7日発表した2021年3月期の連結決算(国際会計基準)は最終損益が256億円の黒字(前の期は491億円の赤字)だった。アナリスト予想平均であるQUICKコンセンサスを上回ったものの、決算発表後の私設取引では売りが優勢となった。持ち分法適用会社が公開した育成型ゲーム「ウマ娘 プリティーダービー」が好調で、期待先行で株価が上昇していただけに利益確定売りにおされるかもしれない。

 

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