メンバーカラーとなったクリーム色(鳥の子色)の着物姿の 立川晴の輔 前任の林家木久扇(86)が黄色の着物だったこともあって、晴の輔は「薄い黄色というか、薄味のラーメンということでよろしくお願いします」と、木久扇ラーメンにひっかけて、メンバーカラーの「黄色」を受け継ぐ意欲を明かしました。
ところで、晴の輔がメンバー入りを打診された時期も分かってきました。昨年の夏ごろで、木久扇が「勇退」を発表したのは昨年8月27日ですから、その直後には晴の輔に白羽の矢が立っていたことになります。ただ、打診された後も、晴の輔は師匠立川志の輔はもちろん、家族にも「メンバー入り」を話すことはありませんでした。というのも、正式発表前にマスコミに漏れた場合は「白紙」という事態もあるとあって、口が貝になるのも当然でした。 結局、志の輔に直接会って報告したのは3月末ごろで、家族には新メンバーとして初登場した7日の放送の2日ほど前に打ち明けたそうです。さらには「笑点」メンバーの桂宮治によると、晴の輔のメンバー入りを知ったのは、収録の当日だったと言います。
初めての収録があった日は、子供の大学入学式で、地下鉄で収録会場に入りましたが、帰りは局側が用意したハイヤーだったそうです。待遇はかなり変わりますが、それ以上に、落語会での出演料も倍以上にはなるでしょう。 地方では「笑点」メンバーの肩書は絶大で、集客力も違ってきます。6月、7月には各地で独演会を予定していますが、大入りとなるのは間違いないでしょう。【林尚之】(ニッカンスポーツ・コム/芸能コラム「舞台雑話」)
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