井端弘和氏(48)は21年の東京五輪で金メダルをつかんだ「稲葉ジャパン」を5年間にわたって支え続けた。稲葉篤紀監督の下、金子誠ヘッドコーチ、建山義紀投手コーチら、日本ハム時代からよく知るコーチングスタッフがそろった中で、スタッフ会議では「外野」の立場から時には強い物言いもみせ、選手選考に独自の視点やエッセンスを加えた。
「その選手は本当に必要ですか?」「この選手を選ぶのは、本当に東京五輪の金メダルにつながりますか?」。歯に衣(きぬ)着せず、稲葉監督が挙げた代表候補に、疑問を投げかけることを恐れなかった。意見をぶつけることで生まれた気付きや、新たに見えた可能性があった。稲葉監督も「バタ(井端氏)には何度も助けられました。思ったことは何でも、どんどん言ってきてほしいと伝えていました」と感謝したほどだ。 稲葉ジャパンの旗揚げとなった前回17年の第1回アジアプロ野球チャンピオンシップで内野守備・走塁コーチに就任。18年限りで巨人のコーチを退任すると、19年1月末に侍ジャパン強化本部の編成戦略担当に就任し、稲葉監督の視察に同行するようになった。台湾や韓国へもともに足を運んだ。
コーチとして支えた17年の第1回アジアプロ野球チャンピオンシップ、18年の日米野球、19年のプレミア12、そして21年の東京五輪と、出場した全ての大会で優勝。その陰には常に妥協せず自分の意見を発信する井端氏の「視点」があったのは間違いない。
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