前半６分、敵陣左５メートルラインでのラインアウトからつなぎ、ロック・張碩煥が先制トライ。その後はシーソーゲームとなったが、後半２６分に敵陣左ラインアウトから展開し、中央でパスを受けたＳＯアーロン・クルーデンが右サイド深くにキックパス。途中出場していたＷＴＢ井関信介がキャッチし、チーム４本目のトライを決めて、そのまま逃げ切った。
主将のフランカー橋本大輝は「２連敗していたが、チームを変えたい思いが、こういう結果につながったと思う」と力強くうなずいた。この週中には、阪神・淡路大震災から２７年目の「１・１７」を迎え、期する思いもあった。「震災を乗り越えたチームは、他にあまりないと思う。連敗して、神戸が復興してきたのと似たようなというか、自分たちの力をもう一度試して、本来あるべき姿を見せるチャンスである、と１週間言ってきた。８０分間、チームとしてコミュニケーションを取れたと思う」と胸を張った。
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