若手俳優で注目株の神尾楓珠(ふうじゅ=21)、芋生悠(いもう・はるか=23)が7日、都内で行われたボートレースの新CMシリーズ「Splash ボートレーサーになりたい!」の記者発表会に出席した。2人はボートレーサーを目指して養成所に入った若者を演じる。養成所の教官役の飯尾和樹(52)、芋生の母親役のMEGUMI(39)も参加し、CMの見どころなどを紹介した。
神尾の役は、サッカーでプロを目指せる実力がありながら、シングルマザーの母親に苦労をかけないため、プロアスリートとして長く続けることができるボートレーサーへの道を選ぶ。丸刈り姿で撮影に臨んだ神尾は「サッカーをやっていた高校時代以来。当時と同じように見た目よりサッカーという当時の気持ちに戻れました」と、役柄に入り込んだ心境を語った。 また、芋生は、現役ボートレーサーである母(MEGUMI)に憧れ、母のような強いボートレーサーになることを決意する役を演じる。「覚悟を持ってレーサーを目指す人は輝いている。その輝きをCMに閉じこめられたらと思います」。CMシリーズでは2人の成長を描きながら、ともにテーマである「スポーツで一生、食っていく。」という覚悟を表現していく。
母役のMEGUMIは、監督から心情の表現を求められたという。「娘を養成所に送り出すので、さびしさ、悲しさかとも思ったのですが、現役レーサーということで強さ、愛のある突き放しを表現しました。撮影中もグッと泣きそうになることもありました」。昨年シリーズから出演している飯尾は、発表会の最後に神尾、芋生へ向け「いいか、ボートレースは甘くないぞ。厳しい訓練をやっていけるのか?」と語りかけるなど、すっかり教官になりきっていた。
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