社説:ナワリヌイ氏死去 ロシア関与、疑念拭えぬ

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ロシアのプーチン政権と対立し、収監されていた反政府活動家アレクセイ・ナワリヌイ氏(47)が北極圏の刑務所で死亡した。反政権運動の指導的役割を担っていた人物で、3月の大統領選を前に獄中からも「プーチン…

ロシアのプーチン政権と対立し、収監されていた反政府活動家アレクセイ・ナワリヌイ氏(47)が北極圏の刑務所で死亡した。反政権運動の指導的役割を担っていた人物で、3月の大統領選を前に獄中からも「プーチンなきロシア」を求めメッセージを発していた。突然の死に驚くほかない。

ナワリヌイ氏はプーチン政権や与党幹部らの不正を暴露してきた。言論の自由の制限や野党活動の封じ込めに対抗して支持を集め、政権の打倒が期待できる唯一の政治勢力とされた。2021年に過去の軽微な経済犯罪を理由に逮捕、収監された後、「過激派団体を創設した罪」で懲役19年の判決を受けた。刑務所当局はナワリヌイ氏の死亡について、散歩後に気分が悪くなり意識を失ったとし、事件性は認められないとする。遺族側はプーチン政権の関与による「殺害」を疑っている。だが当局は、遺族側への遺体の引き渡しを拒否している。母親らが遺体安置所に入ることさえ認めていない。こうした対応では政権側に向けられた疑念を拭うことはできない。ロシア国民の間にも遺体の引き渡しを求める声が広がっている。ロシアに長年君臨するプーチン氏は議会、司法、政府を独占支配した。情報統制を徹底し、ウクライナへの軍事侵攻に反対する勢力の身柄を拘束するなど弾圧を強めている。言論の自由すら認めないのは、民主国家としての道を逸脱している。ナワリヌイ氏死亡の報を受け、ロシア国内では追悼する市民が各地で増えている。当局はそうした人々の身柄までも拘束している。決して許

 

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