千両役者が屈指の難コースで2年連続ホールインワンの離れ業をやってのけた。1、2番と幸先良く連続バーディー発進で迎えた4番だ。石川が放った8アイアンのショットはピン右手前5メートルから転がりカップに消えた。「狙ったところに落とせた。すごく良かった」。同組の中島啓太(22)と抱き合って喜ぶと、観客の拍手の中、気持ちよさそうに歩を進め、カップから拾い上げたボールをファンに投げ入れてプレゼントした。
後半は12番で左ラフから放った第2打が上空を飛んでいた鳥に当たった可能性もある。「真っ黒の鳥。打った瞬間に横切って、かすったような音も聞こえた。びっくりしてバサバサっていった音かもしれない」。このホールをバンカーに入れ、ボギーとし「(もし当たっていたら)“バードボギー”ですね。バーディーじゃなくて」とおどけた。 ホールインワンは昨年大会の第3Rでの7番に続き2年連続。自身ツアー4度目で、米国の2回、プライベートの2回を含めて8回となり「こんなにするゴルフ人生だと思っていない。想定外」と驚きを隠せなかった。この日、左サイドにピンが切られた4番ホールの難しさを「逃げ場がない。4日間ともグリーンに乗ったら100点満点」と説明した。
上位に離されかけた最終18番はピン上3メートルからバーディーパットを沈め、小さく拳を握った。首位と6打差につけ、18歳だった2010年大会の最終日に当時世界最少ストロークで現在も国内ツアー記録の「58」を出して以来となる13年ぶり大会Vに望みをつないだ。「より良い終わり方ができた。バックナイン(最終日の後半9ホール)で可能性のある位置でプレーしたい」と気合十分だ。ホールインワンの勢いに乗り、石川が和合で再び伝説を作る。(岩原 正幸)▽詳細な記録が残る1985年以降で615例目 複数回の達成者は127人。
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