当時は「愛ちゃん超え」が代名詞だった。石川が初めて脚光を浴びたのは05年1月の全日本選手権。左利きでメガネ姿の11歳が女子シングルスで2勝。小学生では、福原愛以来の快挙で「愛ちゃん2世」とメディアの注目を一身に集めた。
コンタクトレンズに替えて臨んだ07年1月の全日本選手権。思い切りのいい強打で日本代表経験者ら年長者をなぎ倒し、史上最年少13歳11か月で女子シングルス3位に入った。当時、生まれた「ツヨカワいい」の言葉を流行させた女性アスリートの代表格となった。04年アテネ五輪女子代表監督で本紙評論家だった西村卓二氏から聞いた言葉は今も鮮明に覚えている。「福原2世というより、もう一人の日本の宝。福原の感性とは違う知性の卓球をする。手首が柔らかく、前陣で広角に打ち分けられる。冷静に戦況を見極められて対応力も高い。日本卓球界の改革者になるかも」 14歳3か月の史上最年少で日本代表入り。取材時の理路整然とした受け答えも印象深い。4学年上の福原さんを含めた2人の“天才少女”は長らく日本のエースとして世界舞台で活躍。初の五輪メダル獲得や大勢のファン開拓など、日本卓球界の歴史を塗り替え続けてきた。まさに改革者だった。(03~08年卓球担当・榎本 友一)
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