真田広之が築いた礎 世界を目指す次世代へ贈る言葉 - ハリウッド直送便 - 芸能コラム : 日刊スポーツ

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真田広之が築いた礎 世界を目指す次世代へ贈る言葉 ハリウッド直送便 真田広之

映画「ラストサムライ」(03年)や「47RONIN」(13年)、「ウルヴァリンSAMURAI」(13年)など数多くのハリウッド映画に出演して国際的に活躍する真田広之が、ロサンゼルスで開催中の第5回アジアン・ワールド・フィルム・フェスティバルで、日本人として初めて特別賞を受賞しました。ハリウッドにおけるアジア映画への関心を高める目的で始まったアカデミー賞とゴールデングローブ賞の公式映画祭でもあるアジアン・ワールド・フィルム・フェスティバルは、6日から14日の日程で開催されており、期間中は来年公開予定の「しあわせのマスカット」や14日のクロージング作品に選ばれた新海誠監督の「天気の子」など日本映画を含むアジア圏50カ国の作品が上映され、ハリウッドの授賞式シーズンを前にアジア映画への注目度を高める役割も担っています。

6日のオープニング上映会に先立って行われた授賞式を前にレッドカーペットに登場した真田は、「どんどんアジアに門が開いている中で、日本人として受賞できたというのはありがたいことですね。これを糧にしてこれからも活動の場を広げ、次の世代につなげていきたい。そんな足跡になればという思いでいます」と受賞の喜びを語りました。「日本で生まれた日本人として世界のマーケットを相手にする環境の中で、布石を打ちたかった。(後に続く人たちが)少しでも日本から来やすくなる時代をつくるのが自分の役割だと思っているので、大きく感じていた壁が少しずつ壊れてきたのを感じる中で、なんとか自分の世代で橋を築いて次の世代にバトンを渡すステップになればという思いが一番強いです。継続は力なりと言いますが、1、2作では時代は変わりませんが、やり続けているうちに少しずつ認められ始めてきたのを肌で感じています。受け継ぐ若い世代の日本人が出てくることを心から楽しみにして今日この場にいます」と語り、これから国際的な舞台で活躍する若い世代への期待感をにじませていました。

授賞式では、プレゼンテーターを務めたトルコとドイツの国籍を持つ女優メルイェム・ウゼルリからトロフィーと花束を授与され、「オー・マイ・ゴッド」と喜びを表現。「今日までサバイブしてきたなんて信じられない。日本で子役として5歳の時から演技を始め、これまで長きにわたって支えてくれたファンやフィルムメーカーたちに感謝します」と語り、40歳の時に英語で演技を始めてから今日までの苦悩と国際的なプロジェクトに関わることの楽しさを振り返り、最後は受賞したトロフィーを感慨深げに見つめながら、「今日はこのトロフィーから新しいエナジーをもらいました。このエナジーをこれからの作品作りに生かしていきたい。映画界では国や宗教間での争いがないことを信じていますが、もしあるとするならば争いをやめて次の世代のために橋を築くことが私のミッションだと思っています」と語り、最後は日本語で「ありがとうございます!」と力強い言葉でスピーチを締めくくりました。

今年は「アベンジャーズ/エンドゲーム」への出演も果たしている真田は、日本の4大公害のひとつとして知られる「水俣病」を題材にしたジョニー・デップ主演の「ミナマタ」や、ザック・スナイダー監督の新作ゾンビ映画「アーミー・オブ・ザ・デッド」の公開を控えているほか、現在はスコーピオン役として出演する対戦型格闘ゲーム「モータルコンバット」の実写版の撮影中と伝えられています。ハリウッドで活動する中で「日本人の精神性が理解され始めていると最近感じている」という真田は、「おもてなしの心とか謙譲の美徳とかいうことが貴重がられるんですよね。映画というものがそういう精神を、もしかしたら一番素直に受け入れてもらえる場なのかもしれません。日本人が持っている古き良き精神性がこれから本当の意味で武器になるのではないかと感じています。それを踏まえて映画作りを重ね、お互い学び合い、尊敬しあい、作品として残していくことで国境や宗教を超えたつながりを作り、世界平和につながる大事な役割を担うように思います。(若い人たちに)日本でいっぱい日本人らしさを培ってこっちに来て欲しいというのが願いです。本当の意味で対等に日本人が世界の舞

 

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