目黒が演じる主人公・月岡夏は、大学時代にふとしたきっかけで付き合うようになった同級生・南雲水季と幸せな日々を送っていた。しかし就職活動を迎えようとしたある日、突然彼女から別れを切り出され、そのまま2人は別れることに。それから7年が経ち、新しい人生を歩んでいた夏だったが、大学時代の友人からの連絡が水季が亡くなったことを知る。実感が湧かないまま葬式に向かった夏は、そこで泉谷星奈演じる海という名の幼い女の子に出会い、その子が水季の子供だということを知って驚く。そして彼女の母親から自分が海の父親であることを聞かされる。水季は夏の知らないところで2人の間にできた子供を生み、何も言わずにその子供を育てていた。その事実を知った夏は、水季が海と過ごした7年の年月に思いを馳せる。とてもうれしかったです。20歳の時デビューもしていない、この仕事を続けるかどうか迷っていた時期に、叶うわけがないけど憧れのことを書く夢ノートに、自分自身を奮い立たせるために半ば無理やり月9の主演をしたいと書いた日を思い出しました。本当に夢のような気持ちです。事務所の先輩方もそうですが、これまでたくさんの役者のみなさんが作り上げて
また、このドラマにとって大事な大事な海役は、泉谷星奈ちゃんに演じていただきます。正直、2024年のこのタイミングに星奈ちゃんが6歳でいてくれたことに感謝しかないです。実は、「いちばんすきな花」で今田美桜さん演じる夜々の幼少を演じてもらっていたときに、既にこの企画の準備は始まっていました。その時点で“海はこの子がいいんじゃないかな”と思っていたのですが、まだ少し幼すぎるかも、と少しの不安も持っていました。その後オーディションを行い、星奈ちゃんにもシードなしで普通に参加してもらいました。監督たちや生方さんと一緒に100人を越えるこの世代の女の子たちを見ていく中で、最終的に満場一致で星奈ちゃんに決定しました。しっかりと実力でこの役を勝ち取ってくれたのです。この年代の子どもにとっての数ヶ月はとても大きいです。「いちばんすきな花」の時よりもさらに成長した星奈ちゃんが、海の繊細な感情を丁寧に表現してくれることと思います。演技もさることながら、とにかく、びっくりするくらいにかわいいです。きっと、かわいすぎて目が離せなくなると思いますので、皆さん楽しみにしていて下さい。
そして、このドラマには、脚本・生方さん、風間監督、高野監督、ジョン監督、そして音楽・得田さんという最高のチームで臨みます。この作品の世界を映像化するにあたり、これ以上ないパーフェクトな布陣だと思っています。せつなくて、痛くて、でも優しくて、あたたかい。このチームだからこそ紡ぐことのできる“親子”の物語、“家族”の物語に、この夏、どっぷりと浸っていただけたらうれしいです。
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