目線トラッキングデータからみるEコマースサイトのデザインガイドライン

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目線トラッキングデータからみるEコマースサイトのデザインガイドライン(2014)

実物を手に取れる実店舗とは異なり、ウェブショップを訪れたユーザーが商品を判断する材料の大部分は写真の質といっても過言ではありません。そのため、ユーザーにより強く商品をアピールするためには商品が明瞭に写っており、拡大表示にも耐えうるだけの品質とサイズを持った画像を用意することが重要です。また、商品をあらゆる角度から撮影した画像を用意することもポイント。商品をあらゆる側面から見せることで、より有利な判断材料を与えることができます。実験参加者から寄せられた意見を分析したところ、ユーザーが好むページレイアウトは「商品はページの左、説明は右に」というものだったことが判明しています。以下に示しているJohn Lewisのページでは、ユーザーの目線が商品写真と説明文にまんべんなく向けられていたことが分かっています。

しかしこのサイトでは、ページ下部に表示されている「最近ご覧になった商品」のエリアが全く見られていなかったことも明らかになっています。ページの上部と下部が疑似的に分断されるレイアウトになっているため、ユーザーの関心がそこで途切れてしまったことを示しています。しかし、全般的に見て縦型のレイアウトはユーザーにページをスクロールさせる効果があるといえます。いくらページ内に情報が詰まっていても、すべての記載に目を通すユーザーはほとんどいません。この傾向は特にページの内容が多いほど顕著に現れており、いくらレイアウトが良くても長すぎるページは読まれない傾向にあります。ページが長いほどダラダラとスクロールしてしまい、結果的にページの内容が全く頭に残っていないということを実感できる人も多いはず。ユーザーには商品にとって重要な情報だけを簡潔に伝えることが効果的です。内容が多すぎるほど、ユーザーは本当に重要な情報を見失ってしまうものです。これは上記のAmazonのページでも顕著に表れており、あまりにページが長すぎるために下部に表示されているカスタマーレビューや「こんな商品も見ています」の欄は全く見られていま

多くの色を使いすぎるのもよい手法とはいえません。以下のTesco Directのページでは、価格とカードポイントに赤色、説明文に黒色、「カートに入れる」は緑色、そしてリンクには青と灰色というように多くの文字色が設定されています。判読性を高めるための措置のようですが、逆にユーザーには混乱を生じさせているということが明らかになっています。商品の説明や、他の商品を提案するためにリンクを開かせることも逆効果です。ユーザーは、リンクをクリックすることで今いるページに戻って来られなくなるのでは、という不安を抱いてそれ以上進もうとしなくなります。

 

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