日本の大切な食文化で栄養豊富な魚食の推進を目的に毎年11月に東京都千代田区の日比谷公園で開催している国内最大級の魚食イベント「ジャパン フィッシャーマンズ フェスティバル」のスピンオフ企画として、様々な取り組みを展開しています。2020年11月と21年3月に、新型コロナウイルス感染防止のための新たな生活様式に適応した「発見!ふくしまお魚まつり by デリバリー&テイクアウト」を開催。東京都内に宅配とお持ち帰り専用の期間限定店舗を開設し、「常磐もの」を使った絶品魚介料理を提供しました。
21年11月には日比谷公園において、「第7回ジャパン フィッシャーマンズ フェスティバル」と「発見!ふくしまお魚まつり」を同時開催。入場制限など新型コロナ感染防止策を徹底するなか、3日間で計約6万人が来場しました。巨大キッチンカーキャラバンと東京下町〝三大銀座〟お弁当ジャックは、オミクロン株の感染拡大に対応した「発見!ふくしまお魚まつり」の進化系です。親潮と黒潮がぶつかる日本有数の漁場である福島県沖で獲れた魚介類は「常磐もの」と呼ばれ、市場で高く評価されてきました。東日本大震災と原発事故後、操業日数や時間を制限する試験操業が続き、震災から10年を迎えた昨年3月に試験操業が終了し、本格操業の再開に向けた移行期間に入りました。しかし、原発事故の風評などで、水揚げ量は震災前の水準を大きく下回ったままで、復興は道半ばです。
さらに、東京電力福島第1原子力発電所にたまり続けているALPS処理水の海洋放出が決まり、新たな風評も懸念されています。福島県では現在も、その日に獲れた全魚種を対象に、放射性物質の検査が行われており、安全性が確認された魚介類だけが出荷・販売されています。ぜひこの機会に、「常磐もの」を食べて、福島を応援してください。ご購入いただいた方を対象に、簡単なアンケートに答えて応募すると、「常磐もの」のギフトが抽選で100名様に当たるプレゼントキャンペーンを実施します。あん肝入りスープ付きの「あんこう鍋セット」か、さんまのポーポー焼きなどを詰め合わせた「小名浜セット」をお選びいただけます。同封のハガキをご返送いただくか、ハガキのQRコードからキャンペーンサイトにアクセスし、ご応募ください。国及び東京都が定める新型コロナウイルス感染防止のためのガイドラインを順守するとともに、主催者として最大限の感染防止策を徹底して開催します。特に、オミクロン株に対するワクチンの予防効果の低下に配慮し、主催者スタッフは毎朝、抗原検査を行い、陰性を確認し、安心・安全なイベントを実現します。
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