2024年のゴールデンウイークは最大10連休で超大型休暇を満喫中の人も多いかもしれない。新緑の季節、春の行楽に心躍る人は多いだろう。 しかし、そんな楽しい気分が一転、命の危機に発展するかもしれない。日本歯科大学病院内科客員教授で、高血圧に詳しい渡辺尚彦さんが言う。 「朝と夜に急激に気温が下がりやすく、1日ごとの寒暖差も激しいこの時期は血管系の病気が原因で患者が運ばれてくることが多い。その理由は、急に冷えると血圧が急上昇して血栓が飛びやすくなり、脳梗塞や心筋梗塞のリスクが高くなることにあります。これから暑くなる時期も注意が必要。体が脱水気味になり血液の粘稠(ねんちゅう)度が上がると、脳梗塞や心筋梗塞を発症しやすくなります」 特に年を重ねた女性ほど脳卒中や心筋梗塞のリスクが高くなると話すのは、杏林大学医学部教授で脳卒中の治療に詳しい平野照之さんだ。
「脳卒中も心筋梗塞も血管の病気なので、動脈硬化がリスク因子になる。女性ホルモンには動脈硬化を防ぐ作用がありますが、閉経後は女性ホルモンの分泌が減るため加速度的に動脈硬化が進みます」 医療経済ジャーナリストの室井一辰さんは、「しかも、女性は異変を見逃しやすいから注意が必要」と続ける。 「脳卒中や心筋梗塞は前触れもなく倒れるというイメージを持っている人が多いですが、必ずしもそうではなく、実はさまざまな予兆がある。例えば脳卒中なら言語障害や手足のしびれ、心筋梗塞なら吐き気などの消化器症状が出たり、背中や喉の痛みを感じたりすることがあります。しかし、女性はそれらを更年期障害の症状だと思い込み、見過ごしてしまう人が多い。そもそも女性は痛みに対してがまん強いこともあり、一刻を争う病気だとは思わずに治療が遅れやすいのです。実際、心筋梗塞の死亡率では、女性は男性の2倍高いというデータがあります。治療の遅れが、女性の死亡率の高さに関係していると思われます」(室井さん)...
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