ン」は、タイトル通り、男性用の指輪にフォーカスしたエキシビションで注目を集めている。展示されているのは、メンズリングのコレクターとして名をはせたイヴ・ガストゥのコレクションの中から、選りすぐりの約400点。インテリアにもこだわった会場で、いわゆる着飾るための美しい宝飾品とは一線を画す、メンズリングの世界を垣間見ることができる。イヴ・ガストゥは、1980年代、パリのギャラリーでいち早くスタジオ・アルキミアや倉俣史朗の展示を行うなど、先駆的なアンティークディーラーとして活躍していたが、そのコレクターとしての一面は、長らく発表されてこなかった。ガストゥは幼少期に通った教会で目にした、司教がつける大きな指輪に魅了されたという。そして、大人になってから約30年以上にわたり旅を続けながら、メンズリング(男性用指輪)のコレクションを情熱的に作り上げた。その功績は、2018年、ハイジュエリーメゾン ヴァン クリーフ&アーペルが支援する「レコール...
「ヴェネツィア元首の指輪」19世紀。トップの部分が箱になっている。用途ははっきりとわからないものの、トップが平らでモチーフが刻まれていることから、手紙に封をするための封蝋が入っていたのでは?という説も。最後の赤い部屋は、旅のコレクションを集めたコーナー。ガストゥは、ハイジュエリーだけでなく、アンティークやおもちゃのリングまで、自分の審美眼のみで選んでいた。ここでは、アメリカのスーパーボウルのモチーフや、アフリカのとある民族の首長の指輪、オルゴールが仕掛けてあるものまで、見ているだけで楽しい。初めてメンズリングがこれだけ集合する姿を目にして、ジュエリーへの先入観が更新される気がした。美しい宝飾品、あるいは高価な貴金属として価値があるもの、そして女性を輝かせるもの、そんなイメージを持っている人は多いはず。ただ、会場には若い男性も多かった。きっと彼らは、自己表現のツールやファッションの一部として、ジュエリーを楽しむことをすでに知っているのだろう。なにより、リングは、ネックレスやピアスと違って、ジュエリーの中でも一番自分で眺められることが大きい。トークイベントでガストゥ氏の息子さんが語っていた
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