目標は日本一だ。1月の県大会を制して進んだ3月の全国高校選手権(日本武道館)では、1年生ながら同級で3位。1年上の先輩たちを次々と倒した。それでも「中2の全国で2位だったので優勝を狙っていた。悔しかった」と振り返る。準決勝は先に相手に指導が出るなど優勢だったが、一瞬の隙を突かれて技ありを取られた。今度こそ油断せず、最後まで勝ち切る。
藤枝柔道倶楽部で指導者を務める父・孝弘さん(50)のもと、4歳で競技を始めた。頼もしい先輩もいた。21年3月の全国選手権81キロ級で優勝した、同じ藤枝市生まれの長沢篤希さん(早大3年)だ。小学生時代から一緒に練習し、静岡学園中・高と背中を追ってきた。「武道館にも応援に来てくれました」と感謝する。 武器はスタミナ。全国での5試合のうち、3試合が延長戦だった。「練習でも延長を想定してやっています」と自信をのぞかせる。粘り強く攻め続け、相手の動きが止まったところを仕留める。まずは県を制し、全国総体で長沢先輩に続いてみせる。(里見 祐司) ◆川合 遼(かわい・りょう)2007年6月27日、藤枝市生まれ。16歳。4歳から柔道を始める。静岡学園中2年夏の全国大会81キロ級で2位。3年夏は県2位。得意技は大外刈り。身長169センチ。血液型O。家族は両親と姉。
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