陸上の世界選手権(7月、米オレゴン州)代表選考会を兼ねた日本選手権第2日は10日、大阪市のヤンマースタジアム長居で行われ、男子400メートル障害予選は東京五輪代表の黒川和樹(法大)が全体トップで11日の決勝に進んだ。最後の50メートルは左右を確認する余裕を見せた。男子400メートル障害の黒川は、ただ一人49秒台の記録を出して、全体トップで予選を通過した。「予選は1番で通りたかった。余裕度は結構あった」。心地よい疲労を感じながら、言葉に満足感をにじませた。
前半から積極的に前に行き、後半にはギアを上げる決勝仕様の走りを見せながら、最後は流してゴールする余力があった。試合が続く中でも「痛いところは特にない」と体調に不安はない。11日の決勝でさらに上積みが見込めそうだ。 ほかの選手を気にしたり過度に緊張したりする性格から、昨夏の東京五輪を経験して少しずつ脱皮してきている。この日、レース前は硬い表情を見せながら、「前半しっかり行くことを考えて、集中していた。いい緊張感で戦えている」。連覇を狙う王者は、精神面でも大きく成長している。 世界選手権の参加標準記録はすでに突破しており、決勝で3位以内に入れば代表切符を手にできる。世界を見据える20歳が掲げる目標は高い。「3位以内とはいわず、優勝して勝ち取りたい」。力強い言葉に自信がみなぎった。(小川寛太)
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