プロボクシングの4団体世界スーパーバンタム級統一王者の井上尚弥(31)=大橋=らによる4大世界戦は、6日に34年ぶりに東京ドームでゴングが鳴る。今回はサンケイ スポーツ 評論家で「井上尚弥がただ一人ダウンを奪えなかった男」田口良一氏(37)=元WBA、IBF世界ライトフライ級統一王者=による「田口良一の目」の特別編。現役時代に実感した井上の強さを明かした。(取材構成・尾﨑陽介)「衝撃的だった。ボクサー人生の中で受けたインパクトで、あれを超えるものはない。パンチ力がとんでもなかった。しかもパンチが固い。勢いがすごすぎた」
4ラウンドの予定だったが、ダウンとスタンディングダウンを各1度喫し、防戦一方となった3ラウンドで終了。〝TKO負け〟で、悔しさのあまりジムの片隅で涙した。当時、田口氏は25歳で日本ライトフライ級1位。井上は大橋ジム入り発表前の19歳だった。1年3カ月後、今度は試合で対戦する日がやってきた。13年8月の日本同級タイトルマッチ。田口氏が挑戦を受けた。結果は10回判定負け。ただ、1度もダウンは奪われなかった。井上のプロでのキャリア(26戦)でダウンを奪えなかったのは、今でもこの試合だけだ。「ジャブがハンマーみたいだった。その時点で既にライトフライ級時代と違った。今は当時とは比べ物にならないと思う。打ち終わりに顎が上がる部分も改善され、全く穴がない」★田口氏の井上戦VTR
2013年8月25日に日本ライトフライ級タイトルマッチで対戦。1回から左ジャブを差し合い、強打を打ち合う。体格で上回る田口氏がプレスをかけ、井上は足を使いながら的確にパンチを返した。3回に井上が連打でロープ際まで追い詰め、6回には田口氏が右ストレートをヒット。最後まで打ち合い、井上が3−0で10回判定勝ちした。武居にとってはこれまでで一番厳しい闘いになるだろう。モロニーはハイレベルな選手だ。それでも、希望を込みで武居のKO勝利を予想する。パンチ力が高く、トリッキーなのでカウンターが決まるのではないか。ユーリ阿久井と桑原の再戦は、ユーリ阿久井が返り討ちにすると思う。強いダラキアンに勝って王者になった。前回桑原に勝っていることは精神的な余裕を生む。ただ、桑原は世界初挑戦でリベンジにも燃えている。簡単な試合にはならないだろう。(元WBA、IBF世界ライトフライ級統一王者)
■田口 良一(たぐち・りょういち) 1986(昭和61)年12月1日生まれ、37歳。東京・大田区出身。東京・芝商高卒業前にワタナベジムへ入門。2006年7月にプロデビュー。13年4月に日本ライトフライ級王座、14年12月にWBA世界同級王座に輝き、17年12月にIBFとの統一王者に。19年11月に引退。プロ戦績は33戦27勝(12KO)4敗2分け。右ボクサーファイター。168センチ。
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