田んぼの中にポツンと研究所 慶応大が山形の拠点で目指すもの

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山形県庄内地方の鶴岡市。美しい田園風景の中に、ぽつんとたたずむ近代的な研究棟がある。2001年に開設されたバイオサイエンスの研究拠点「慶応義塾大先端生命科学研究...

山形県庄内地方の鶴岡市。美しい田園風景の中に、ぽつんとたたずむ近代的な研究棟がある。2001年に開設されたバイオサイエンスの研究拠点「慶応義塾大先端生命科学研究所(先端研)」だ。慶応大が鶴岡にサテライト拠点を設けてから23年。この間に研究成果をもとにしたベンチャー企業が8社誕生した。世界から注目を集めるサイエンスパークを取材した。【神崎修一】「捨ててしまっている便には、病気の誰かを救える価値がある」。先端研発のベンチャー企業「メタジェン」(鶴岡市)を率いる福田真嗣社長(46)=先端研特任教授=が語る表情は真剣だ。

明治大農学部時代から腸内細菌の研究をスタートした福田さん。理化学研究所を経て、12年に特任准教授として慶応大先端研に着任。この時期から基礎研究で見えてきた成果を社会実装したいとの思いで起業することを意識。15年にメタジェンを立ち上げた。 国内の大学は都市部に拠点を構えるケースが大半だ。慶応大も東京・三田や横浜・日吉などにメインのキャンパスを置く。冨田さんは「大学や研究所が首都圏に集中していること自体が間違い。研究や企画といったクリエーティブな仕事は、自然豊かな田舎でやる方がいい。欧米の大学も田舎町にある」と断言する。四季の変化が鮮やかで、豊かな食文化を持つ鶴岡だからこそ、良い研究アイデアが生まれやすいと体験してきた。自身が人工知能などの開発を経て、生命科学に研究分野を広げたユニークな経歴を持つこともあり、冨田さん当初から他とは違う「普通でない研究所」を目指した。ただ、県と市から毎年計7億円の財政支援を受けていたこともあり、開設当初は先端研の活動に疑問を呈する人たちも多くいたという。

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