用途に応じて様々な種類があるバス車両。なかでも2階建て構造のクルマはひときわ特異に見える。そんな2階

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用途に応じて様々な種類があるバス車両。なかでも2階建て構造のクルマはひときわ特異に見える。そんな2階

2階からの眺望が良い、プレミアム感を出せる、とにかく目立つ、などが2階建バスのメリットに挙げられるが、2階建バスの放つ独特な雰囲気が、ちょうど昭和の元気がよかった時代のニーズに合致していたようで、1980年代に入ると全国各地で2階建バスの導入が盛んに行われた。

当初は貸切バス向けに限られていたが、しばらく経つと乗合の定期観光バスや、観光色の強い一般路線バスに投入する事業者が出てきたほか、荷物と顧客を同時に運ぶ夢のクルマとして引越し業者が採り入れるなど、1980年代はまさに2階建てバスの黄金時代であった。 ちなみに欧州製の2階建てバス車両は車体寸法が大きく、そのままでは日本の公道を走れない(ドイツ製なら元が左ハンドル右ドアなものもある)ため、大抵は全長12m・全高3.8m以内、右ハンドル左ドア仕様にアレンジされている。ここでは、全体の床面積を広く取れるため、通常のバス車両よりも定員を増やせるという、観光向けとは別の理由で、2階建バスが再注目された。 高速バスの旺盛な需要に対して、供給が追いついていなかった時代背景も手伝い、一般的な大型高速バス車両の1.5倍ほどの定員を確保できる、2階建て車両による都市間高速バスなどが、1990〜2000年代にかけて頻繁に運行された。ただし、2階の天井が低く圧迫感が強い、車両本体が高価、運用に手間がかかるなど、2階建バスにも弱点はある。ブームが起きたと言えど、ものがものだけに、全体の数は一般的な高速/観光バス車両よりも最初からずっと少数派だ。

 

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