そこで手っ取り早く日本株を買うために、短期的な売買を行う海外のヘッジファンドなどが、少ない元手で大きな取引ができる「先物」に目を向けている。この2か月余りの先物の買い越し額は2兆3800億円。現物は同じ期間で5兆5300億円を買い越しています。
このように現物と先物がいずれも買い越しだった時期としては、アベノミクスの初期のころ(2012年12月から2015年夏にかけて)があります。このときも海外の投資家が日本株を買う姿勢を強め、株価は大きく上昇しました。「4月以降、海外の投資家は日本株の指数先物を買い越しているが、その規模は、株高が続いたアベノミクスの初期のころを大きく上回っている。アベノミクス初期には海外の投資家は日本株の現物を中心に買っていたが、最近では先物を買う動きが目立っている。この結果、先物が主導する形で現物の株価が上昇するという流れになっている」複数の市場関係者が指摘するのは、海外投資家が日本株を一気に買い増す場合、流動性が高い「日経225先物」を買う傾向があるということです。
「日経225先物」は日経平均株価を対象とした先物取引です。日経平均株価は、構成銘柄の株価を単純平均して算出するという特性から、株価水準が高く値動きの大きな、いわゆる「値がさ株」の影響を受けやすいことで知られています。こうした日経平均株価とTOPIXとの特性の違いに着目した「NT倍率」という指標があります。日経平均株価をTOPIXで割ったもので、この数字が高いほど日経平均株価の上昇率がTOPIXのそれより大きいことになります。
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