「過去最高の仕上がり」と話していた通り、中川がリング上で躍動した。梶がプレッシャーをかけて前に出るが、先にパンチを出すのは中川だった。強烈なワンツーで相手の足を止め、攻め込まれても足を使って攻撃をかわす。7日で37歳になったが、最近になってフィジカルトレーニングも取り入れたことで「昔ならしんどいと思った動きもスムーズになった。大きく変われる気がする」と、手応えをもっての初防衛戦だった。
中川は「相手の一発目は食わないようにと気をつけた。もっとフェイントかけてきたりするかと思ったら、単調だった。向こうが焦っているのが分かったので、大丈夫だなと思った」と、王者の貫禄をにじませた。中盤以降に反撃を許したものの、決定的な機会は与えず、96―94、97―93、97―93の3―0の判定で快勝。「きつい練習をしているのでうれしい」と笑顔を見せた。 2020年12月に福永亮次(角海老宝石)との地域3王座統一戦に敗れ、日本王座を失った中川だったが、今年4月、大阪に乗り込み、空位の日本王座決定戦で久高寛之(仲里)に判定勝ち。3度目の返り咲きに成功していた。
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