同級3位ジョゼフ・コーディナ(30)=英国=の地元カーディフに乗り込んで迎えた初防衛戦。場内は耳をつんざくようなコーディナへの大歓声で支配された。それでも、初回は軽快な動きを見せ、相手との左リードジャブの差し合いの展開になった。しかし、2回にコーディナの右カウンターを顔面に浴びてダウンを喫した。一度は立ち上がろうとしたが、足に力が入らず転がってしまい、10カウントを聞かされた。
ダメージから回復した後、コーディナの手を上げて祝福した。控室に戻った尾川は開口一番「のまれたということに尽きます」と語った。完全アウェーの戦いに「会場の雰囲気は『いい感じだな』とまだ思えた。けど動き始めて、ちょっと相手が遠いと思ったので、何かを変えなきゃと」と振り返った。 米国人2人、英国人1人で構成されたジャッジ3者の第1ラウンドの採点は2―1で優勢だった。日本拳法仕込みの速くて切れ味鋭い右ストレートを武器にのし上がってきた尾川。「右も左フックも当たった感覚があったんですけどね」と手応えをつかみかけたが、あまりに早すぎる結末となった。
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