猛攻はね返した「緑の壁」 南ア、ドラマチックな連覇―ラグビーW杯

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「緑の壁」は最後まで崩れなかった。南アフリカがニュージーランドの反撃をしのぎ、ノーサイドの笛が鳴る。激闘の末に1点差でつかんだ栄冠。コリシ主将は「簡単な旅ではなかった。信じられない」。高々とウェブ・エリス杯を掲げると、選手たちは両拳を突き上げて跳びはねた。...

「緑の壁」は最後まで崩れなかった。南アフリカがニュージーランドの反撃をしのぎ、ノーサイドの笛が鳴る。激闘の末に1点差でつかんだ栄冠。コリシ主将は「簡単な旅ではなかった。信じられない」。高々とウェブ・エリス杯を掲げると、選手たちは両拳を突き上げて跳びはねた。

過去3度優勝の両雄がぶつかった頂上決戦。開始直後にフッカーのムボナンビが負傷交代するアクシデントに見舞われたが、ポラードの正確な右足で主導権を握る。50メートル近いPGを含め、全4本のPGを成功。相手主将の退場処分も追い風に、6点リードで折り返した。 後半早々にコリシが一時退場になると流れが一変。18分にトライを許し、1点差に迫られた。しかし、この苦境にも王者は揺らがない。デュトイは疲れも見せずに走り回り、両チーム最多28回のタックルを決めてピンチの芽を摘んでいった。 終盤にコルビが一時退場になっても、堅守で連続攻撃をはね返す。終了間際にはデクラークがタッチライン際で相手の足をはたく決死のタックル。グラウンドの外でコルビがユニホームで顔を覆い、祈るように待つ中、歓喜の瞬間が訪れた。ラグビーが発祥したとされる年から200年、節目の第10回大会を制した。ニーナバー監督は「彼らはみんな戦士だ」。多様な民族の選手で構成された「スプリングボクス」は、母国に大きな夢と希望を与えたはずだ。 (サンドニ時事)

 

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