米映画館チェーン大手AMCエンターテインメント・ホールディングスなど、目のくらむような急騰ぶりを見せているミーム銘柄が、2日の取引でさらに騰勢を強めた。AMCが最高値を更新したほか、市場では想定外の勝者も誕生している。
AMC株価はこの日、約2倍の値上がりとなる62.55ドルで終了。2015年以来初めて終値で最高値を更新した。家庭用品小売りチェーンのベッド・バス・アンド・ビヨンドは62％高騰し、1日としては過去最大の上げを記録。ヘッドホンメーカーのコスは69％高、企業向けソフトウエアを手掛けるカナダのブラックベリーは32％高、ゲームソフト小売り大手ゲームストップは13％高と、いずれも大きく値を上げた。足元の動きは、1月下旬にオンライン掲示板レディットがあおったゲームストップ騒動をほうふつとさせる熱狂ぶりだ。
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