台湾の新興航空会社、スターラックス航空は1日、熊本空港（阿蘇くまもと空港、熊本県益城町）と台北を結ぶ初の定期便の運航を始めた。当面は週5便で、10月29日からは毎日運航する計画。同社は半導体受託生産の世界最大手、台湾積体電路製造（TSMC）の工場進出で熊本や九州と台湾のビジネス交流の拡大が見込まれることから、定期便の就航を決めた。
熊本空港では1日、就航を記念してセレモニーが開かれた。熊本県の蒲島郁夫知事は「TSMC進出や半導体産業が集積する中、台湾との交流が深化し、定期便の就航を待ち望んでいた」とあいさつ。午後1時に初の定期便が熊本空港に到着すると、県のPRキャラクター「くまモン」が乗客に記念品を配るなどして雰囲気を盛り上げた。
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