エコノミストの間では、物価情勢は引き続きFRBの望む方向に進んでいるとの見方が広がっているものの、8月CPIはある種の「サプライズ」であり、19─20日のFOMC後に公表されるFRBの最新見通しに、少なくともあと1回の追加利上げの想定は残されることになるだろう。パンテオン・マクロエコノミクスのチーフエコノミスト、イアン・シェファードソン氏は、CPIの前月比上昇率の振れが大きくなるのは避けられないとしつつも、基調的なCPIは来年初めまでに3%未満の「落ち着いた」伸びになるとみている。
その上で来週のFOMCについて「FRBは政策金利を据え置くが、データ次第で再び利上げする意思があると示唆する」と予想した。多くの投資家も今回のFOMCで政策金利は5.25─5.5%に維持されるとの見立てだ。 注目はFOMCメンバーによる最新の政策金利見通しで、7月時点と同じく年内に25ベーシスポイント(bp)の追加利上げを想定する向きが大勢となるかどうかだろう。前回FOMC以降、一段の利上げは必要ないとの認識を示した政策担当者は2人しかいない。投資家は追加利上げに否定的な意見が多数派だが、パウエルFRB議長はこれまでずっと、物価上昇率が2%の目標へ向かう持続的な道筋がはっきりするまで、政策の軸足は引き締め方向にあり、より長く引き締めを続けると強調してきた。
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