焦点:株高トレンドの定着は不透明、「粘着質」な米インフレに警戒

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株価の戻り歩調は一段と勢いづいているが、本格的な上昇トレンドに入るかは不透明との見方も多い。原動力となっているインフレのピークアウトがまだはっきりしないためだ。米国の物価高は粘着度が高まっており、容易には下がりにくくなっている。米連邦準備理事会(FRB)の過度な金融引き締めによる景気後退懸念は払拭されていない。

<米CPIの粘着と弾力>

米国では消費者物価指数(CPI)に続き、米卸売物価指数(PPI)も7月は市場予想を下回り、株高要因となった。しかし、粘着価格CPIと弾力価格CPIの乖離縮小が示すように、振れやすい品目が下がっただけで、粘着質な品目はむしろ上昇しており、物価が高止まりする可能性を示唆している。 S&P500は1月高値から6月安値までの半値戻しを達成。日経平均は6月9日に付けた戻り高値2万8389円75銭を更新した。インフレピークアウト期待が株高の原動力だが「ベアマーケットラリーに過ぎない」(外資系投信)との見方も少なくない。 「平穏な、いわゆるゴルディロックス的な景気後退を期待し、株高になっているが、インフレを甘く見てはいけない。ロシアを巡る情勢は依然読み切れない」とフィデリティ・インスティテュートのマクロストラテジスト、重見吉徳氏は指摘している。供給制約も解消のめどが立ったわけではない。ニューヨーク連銀が4日発表した7月のGSCPI(供給制約指数)は1.84と、前月の2.31から低下したが、その要因は中国のロックダウン(都市封鎖)解除が大きいとみられている。

 

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