9月2日、 英国では、欧州連合(EU)離脱と世界的な新型コロナウイルスのパンデミックに伴う深刻な人手不足を背景に、賃金が低い産業で働く労働者の待遇改善がゆっくりと進んでいる。写真はブライトンのバーで働くジョシュ・ヒューズ・デイビーズさん。8月撮影(2023年 ロイター/Toby Melville) - 英国では、欧州連合(EU)離脱と世界的な新型コロナウイルスのパンデミックに伴う深刻な人手不足を背景に、賃金が低い産業で働く労働者の待遇改善がゆっくりと進んでいる。
イングランド南部ブライトンのバーで働くジョシュ・ヒューズ・デイビーズさんは、各シフトで必ず提供される無料の食事が何よりもうれしい。上司のバリー・チャップマン氏は、かつては聞いたことがなかったほど高額に引き上げられた残業手当てをもらえるようになった。 こうした変化が起きるまで、労働組合や労働者の権利擁護団体などは何年もの間、英国では労使の力関係が経営者側に傾き過ぎていて、多くの低賃金労働者は雀の涙ほどの手当てしか受け取れず、ほとんど保護されないまま長時間勤務を強いられていると訴えていた。 このブライトンのバーをはじめ英国内にさまざまな飲食店を展開し、8000人を雇用するラウンジャーズのニック・コリンズ最高経営責任者(CEO)は、労働者の期待値が高まっていると説明。「それはもっともで、ブレグジット(英のEU離脱)とコロナ禍が組み合わさって労働市場は変容を遂げた」と語る。
実際、ロイターが企業幹部、人事担当マネジャー、労組、エコノミスト、労働者などに取材したところ、接客や小売り、物流、警備保安関係の大手企業全てが、働き手に対して勤務時間の柔軟化や病欠時の手当てなど福利厚生面の拡充を提案していることが分かった。求人サイトのインディードによると、接客などの求人案件で有給の病気休暇制度を提示する割合は過去1年半で着実に増加しているという。
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