ブラジル先住民の共同体の相談役だったブルーノ・ペレイラ氏と英国人ジャーナリストのドム・フィリップ氏の死の衝撃は、ブラジル全土、そして世界中に広がり、ボルソナロ大統領就任後のFUNAI改革、さらには先住民居住地域における暴力事件や侵入犯罪の増加傾向が注目を集めている。写真はブラジリアで15日、2人の捜索を巡り政府とFUNAIに抗議するデモで撮影(2022年 ロイター/Ueslei Marcelino)
ウニバジャの集会に出席したアラボナ・カナマリ首長は、「私たちの兄弟であるブルーノやジャーナリストがこのような目に遭う前に、なぜ政府は対処しなかったのか」と声を荒らげた。「今やこの地域の警備は住民任せだ。FUNAIは実質的に私たちを見捨てた」 ボルソナロ大統領の手法は公的な記録にも反映されており、同氏の就任以来、FUNAIの職員・予算は削減されている。FUNAIの新たな首脳陣によって、事業の認可は中央に集約され、ペースが落ちた。FUNAIの現・元スタッフで構成される非営利啓発団体「インディジェニスタス・アソシアドス」(先住民協会)によれば、違法な森林伐採や採掘、密猟の報告を受けても迅速な対応が難しくなっているという。ミッショナリー・カウンシル・フォー・インディジナス・ピープル(先住民布教委員会、CIMI)によれば、ブラジル先住民に対する暴力行為や彼らの土地への違法侵入は、ボルソナロ政権誕生から最初の2年間で、それ以前の2年間に比べてほぼ倍増した。「ボルソナロ大統領は就任以来、先住民居住地域への侵入者に対する事実上の支援・保護を始めた。違法な森林伐採、密漁、採掘、何であれ、犯人は今や国家によって保護されていると感じている」と語るのは、元FUNAIの総裁で、ブラジルを代表する未接触部族研究者であるシドニー・ポスエロ氏。ペレイラ氏の友人や先住民の同僚によれば、ペレイラ氏は8年の任期の間に、この地域と住民にほれ込んでしまったという。
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