無観客で芝居、再開の寄席 コロナに耐えるエンタメ

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密閉、密集、密接の「3密」が避けられない施設が必須のエンターテインメント業界。新型コロナウイルスによる緊急事態宣言の全面解除後、一部では活動を再開した施設も出始めたが、かつてのような「満員御礼」がいつ

「ちょっと下がって、ディスタンス! ディスタンス!」――。東京・下北沢の本多劇場は1日、2カ月ぶりの舞台を異例の形式で再開した。ひとり芝居を無観客で上演し、インターネットで生配信。出演者を含め、劇場に集まる人たち同士の接触を極限まで回避した。11人の役者が日替わりで舞台に上がり、7日まで上演する。400席近くある客席はほぼ空席の状態。スポットライトを浴びた出演者の声や息づかいが場内に響く。「(観客を)想像しながら演じた。夢みたいな時間だった」(出演者の永島敬三さん)と久しぶりの舞台に感慨深げだ。

劇場では観客同士の接触も避けられず、今後は客席を埋められない分を有料配信で補う方法が増えそうだ。企画した演出家の御笠ノ忠次さんは「劇場に来られない人も生で見ていくスタイルが確立していくのかな」と話す。同劇場グループの他の劇場でも同様の手法を取り入れて再開していくという。4月から休業していた浅草演芸ホール(東京都台東区)が1日、公演を再開した。通常340席のところを最大100人までに入場制限し、観客にマスクの着用をお願い。客席の一部には「使用禁止」のテープを貼り、休憩の回数を増やして換気をするなど感染症対策を徹底している。長年通い続けているという落語ファンの男性(65)は「席数が減った分、本当に好きな人が来ていると思う。様々な工夫がされているが、しばらくはこのまま続けるしかないだろう」と話した。

 

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今後は、ネットでバーチャルタレントの時代です。リアルタレントは消える運命です。

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