米航空宇宙局(NASA)は10日、11日に予定していた火星ヘリコプター「インジェニュイティ」の初めての試験飛行を14日以降に延期すると発表した。当初は8日頃としていた初飛行が再び延期された。 火星ヘリコプターを運用するNASAジェット推進研究所によると、試験飛行に向けて、9日に翼を高速回転させるテストを実施したところ、問題が存在する可能性をシステムが検知。ヘリの安全を維持するために、テストを早期終了させる機能が働いたという。インジェニュイティの試験飛行は成功すれば地球以外で初めての動力飛行となるとして、注目を集めている。.
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